シードルは、りんごを発酵させてつくるお酒です。
アルコール度数が低いものも多く、気軽に楽しめるのがうれしいですよね。しかし、中には「体質的にお酒が飲めない」「妊娠中でお酒は控えなければならない」など、飲みたくても飲めないという方もいらっしゃるかと思います。
そこで、今回ご紹介したいのはノンアルコールシードルです。
りんごには、からだにうれしい栄養素がたっぷり。「炭酸入りのりんごジュース」とはひと味違う、ノンアルコールシードルの魅力を探っていきましょう。
お酒が苦手な人にこそ飲んでほしい。ノンアルコールシードルの魅力
ノンアルコールシードルの製造方法には、主に「シードルを低温低圧下でアルコールだけ除去したもの」と「絞ったりんご果汁を発酵させず、炭酸やバニラなどを加えたもの」の2つがあります。まずは、その魅力をチェックしましょう。
①りんご100%でヘルシー。疲労回復効果も
シードルの原材料は、りんごだけ。つまり、りんごの栄養をそのまま吸収できるのです。
「1日1個のりんごで医者いらず」ということわざがあるほど、りんごには健康維持に効果のある成分がたっぷり。中でもリンゴ酸やクエン酸は、エネルギー代謝をスムーズにしてくれるため、疲労回復の効果も期待できます。
また、りんごのナチュラルな甘みも魅力のひとつ。まさに、おいしいくて身体にもよい、嬉しいお酒です。
②飲み会やパーティーにも。合わせる料理で楽しみ方が広がる
ノンアルコールシードルは、家飲みやちょっとしたパーティーへの手土産としても優秀です。
食事にもスイーツにも合わせやすく、シーンを選ばないのもうれしいポイント。お酒に弱い人や、車で来た人とも一緒に乾杯できます。
昼間の集まりなら、珈琲や紅茶の代わりに。りんごのすっきりとした酸味がスイーツの甘みとほどよくマッチします。
夜なら、ワインのように食事とともにゆっくり楽しめるのはもちろん、乾杯や食前酒にも最適です。アルコール発酵の過程を経ていないタイプのものなら、お子さまの誕生日パーティーにも活躍してくれそうですね。
そもそもシードルの味わいはどうやって決まるの?
シードルの味を決める三大要素には、次の3つがあります。
- 「甘み」
- 「酸味」
- 「タンニン」
1つ目の要素は「甘み」。
シードルの甘みには、自然な果実由来のものと、補糖によるものの2種類があります。りんごの糖は、発酵がすすむにつれて減少してアルコール分に変わっていくため、場合によっては補糖でバランスを整えます。
飲みやすさや気軽さを重視する場面では「甘み」が強いものを選ぶとよいでしょう。
2つ目の要素は「酸味」です。
ほどよく酸味があることによって、りんごのさわやかさを感じることができます。そして3つ目の要素である「タンニン」は、ポリフェノール由来のもので、控えめな渋みや苦味を感じられます。
じっくりと奥深い味わいを感じたいなら、タンニンや果実味が強いものがおすすめです。
名産地フランス産のシードル特有の甘み
シードルの名産地といえばフランス。なかでもノルマンディー地方とブルターニュ地方は二大産地とされています。
これらの地域は、気温が低くて雨が多いためにワイン用のぶどうが育たず、りんごを使ったシードル文化が発展しました。
フランス産のシードルは、デフェカシオンという伝統的な製造工程が特徴です。
これは、りんごの自然な甘みを残すためにもちいられる工程で、糖分が残った状態で発酵を止めることにより、辛口のものでもほのかな甘みがある味わいに仕上がります。
シャンメリーやシャンパンと何が違う?ノンアルコールのフランス産シードルの味わい
ノンアルコールシードルのイメージとして、シャンメリーやノンアルコールシャンパンと何が違うの? と思う方も多いのではないでしょうか。
また「シードルはワインの一種」というイメージを持っている方もいらっしゃるかもしれませんが、実はこれは間違い。
それぞれの違いについて、簡単に見ていきましょう。
①クリスマスの定番「シャンメリー」との違い
シャンメリーといえば、子どものころのクリスマスの思い出ですよね。ポン!という開栓音が楽しく、ちょっぴり大人な気分を味わえるソフトドリンクです。
味や色は使われている材料や添加物によって異なり、メーカーや商品によってさまざま。定義は「発音栓(開けたときにポン!と音がする)であること」と「定型の『Chanmery』という刻印のある瓶に入った炭酸飲料であること」の2つのみ。
ノンアルコールシードルには原材料として、りんごしか使われていません。添加物が一切入っていないので、身体に気を遣うことなく楽しめます。小さなお子さまでも安心して飲めるのは、シャンメリーならではの魅力ですね。
②ノンアルコールシャンパンとの違い
シャンパンの原材料は「ぶどう」、そしてシードルの原材料は「りんご」です。
厳密に言えば「シャンパン」は、フランスのシャンパーニュ地方で厳格な規制のもと製造されたワインを指す言葉で、「ノンアルコールシャンパン」というものは存在しません。
正確には「ノンアルコールスパークリングワイン」と呼ぶのですが、日本では「ノンアルコールシャンパン」という呼び方が定着しているようです。
ノンアルコールタイプの製造方法は、シードルと同じく「発酵させたものから、アルコール分を除去する」あるいは「果汁を発酵させず、炭酸などを加える」というもの。ぶどうのさわやかな香りが立ちます。
一方シードルの原材料であるりんごには、疲労回復、免疫力アップ、美肌、血流改善など、からだにうれしい効果がたっぷり。それらはもちろんノンアルコールシードルにも反映され、なおかつりんごの果実感も失われません。
健康的であるだけでなく、飲み物としての満足感もばっちりです。
ノンアルコールに「シードル」というあたらしい選択を|まとめ
今回は「ノンアルコールシードル」の魅力についてご紹介しました。
ノンアルコールビールやノンアルコール酎ハイも手軽でいいけれど、せっかくなら「おいしさ」にもこだわりたい。
自分へのご褒美に、友達への贈りものに、気の効いたものを選びたい。「ノンアルコールシードル」は、からだにも負担が少なく、気軽にいつもよりちょっと贅沢な気分が味わえるアイテムです。
ぜひ、スイーツを楽しむような感覚で「ノンアルコールシードル」を日常に取り入れてみてはいかがでしょうか?
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